2007年9月27日木曜日

マスコミ人の堕落

  現在はあらゆる分野で、職業倫理の堕落が進行している。この現象は政治家、教育者、医者など知識人と目される階層で多く見られる。
  とくにひどいのはマスコミ人だ。以前は、この職業に従事するものは、しっかりした志をもち、一種の警世家の風格があった。しかし今は違う。もっぱらマッチポンプ式のアジテーターに成り下がっている。マスコミ人の多くは、高給を食むたんなる売文屋に成り下がっているが、テレビはとくにひどい。
  しかもこのマスコミ人は、現在では第4の権力者どころか第1の権力者なのだ。なにしろ大多数の大衆は定見を持たないので、左右いずれにも揺れ動く。その連中をアジって売上げを伸ばそうとする。この害毒を阻止するすべはないのだろうか。

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