2007年7月3日火曜日

格差社会の議論

マスコミが騒ぎ立てる問題提起にはいい加減なものが多い。格差問題もその一つだ。そもそも、これはサヨク学者が言い出したことだが、それをマスコミがあじり、日本中がそれに乗ってしまった。その代表が民主党首の小沢氏だ。国会での代表質問の際、日本社会の格差は世界一とやってしまった。さすがに恥ずかしくなったのか、その後は表現を変えている。最近のデータではアメリカのホームレスは75万人という。それに対して日本は2万5千人だ。実に30分の1だ。また貧富の差を表す指標としてジニ係数が使われるが、それによると日本は0.38だ。中国の場合は0.49である。この指数が0のときは所得格差は全くないことになる。そして1に近づくほど格差ありということになる。一般に0.5が危険水域になる。したがって中国社会の格差は限界に来ているということだ。そのほかロシヤ、アラブ、インド(たとえばカースト制)東南アジアなど世界中を眺めたらどうだろう。日本はむしろ格差のない国というべきだ。政治家やサヨクはもっと勉強しなければならない。

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