2007年7月18日水曜日

嫉妬の民族性

嫉妬は、人間行動の有力なエネルギー源である。しかし民族によって発現のしかたが違う。日本では傑出したものの足を引っ張ることによって、嫉妬を解消する。閉鎖社会の横並び指向が原因であろう。逆にアメリカ人は、ライバルを越えることによって嫉妬を解消する。典型的な競争社会なのだ。たぶん開放型の社会であることが原因だろう。韓国が日本に嫉妬するのは開放性と閉鎖性の両方を具備する半島人独特の民族性だ。ただ中国が日本を嫌うのも嫉妬によるのだろうか。古くは倭国と呼んで蔑視していたのに、近年は経済や科学技術で大いに遅れをとった。そのため優越感と劣等感が一種の捩れ現象となって、嫉妬の感情を生み出しているのかもしれない。

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